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おたからや戸塚店のブログ

ダイヤモンドの輝きが曇る原因は?プロが教える輝きを取り戻す方法|おたからや 大船東口店

  • 執筆者の写真: おたからや大船店スタッフ2号
    おたからや大船店スタッフ2号
  • 8月13日
  • 読了時間: 7分

「妻に贈った婚約指輪、昔はあんなにキラキラしていたのに、最近なんだか輝きが鈍いような…」 「大切なダイヤモンドのネックレス、くすんで見えるのは品質が落ちてしまったからだろうか?」


ダイヤのメンテナンス

皆様、こんにちは。大船駅東口からすぐの買取専門店 おたからや大船東口店です。永遠の輝きの象徴として、人生の特別な節目を彩ってきたダイヤモンド。その比類なき輝きが、いつの間にか曇ってしまったように感じ、ご心配になった経験はありませんか?

ご安心ください。その輝きが失われたのは、ダイヤモンド自体の品質が劣化したからでは決してありません。原因は、日常生活の中に潜む、ごくありふれた「汚れ」なのです。


この記事では、なぜダイヤモンドの輝きが曇ってしまうのか、その意外な原因と、ご家庭で誰でも簡単にできる、プロ直伝の輝きを取り戻す方法を詳しく解説いたします。


「永遠の輝き」は本当?ダイヤモンドが曇る、たった一つの根本原因


まず、皆様に知っていただき、安心してもらいたいことがあります。ダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱物(モース硬度10)であり、その結晶構造は非常に安定しています。そのため、通常の使用でダイヤモンドそのものが変質したり、劣化して輝きを失ったりすることは絶対にありません。「ダイヤモンドは永遠の輝き」という言葉は、物理的には真実なのです。

では、なぜ輝きが曇るのか? その根本的な原因は、ダイヤモンドが持つ「親油性(しんゆせい)」という性質にあります。

親油性とは、簡単に言うと「油分と非常によく馴染み、付着しやすい性質」のことです。ダイヤモンドは、まるで磁石のように油分を引き寄せ、その表面に薄い油膜を張ってしまいます。この油膜が、ダイヤモンドの輝きを奪う最大の犯人なのです。

ダイヤモンドの輝きは、光が内部に入り込み、複雑に反射(ブリリアンス)し、虹色の光に分散(ディスパーション)されることで生まれます。しかし、表面が油膜で覆われてしまうと、光がスムーズに内部に入れなくなり、反射も鈍くなるため、あの美しい輝きが失われ、曇ったように見えてしまうのです。


【日常に潜む、ダイヤモンドの輝きを奪う油分】


  • 皮脂: 私たちの手や肌から分泌される皮脂。

  • ハンドクリームや化粧品: 油分を多く含むクリーム、ファンデーション、日焼け止めなど。

  • 料理中の油: 天ぷらや炒め物など、調理中に飛散する油。

  • 石鹸やシャンプーのカス: 洗い流したつもりでも、油分を含んだ石鹸カスが残りやすい。

  • ヘアスプレーやワックス: 知らず知らずのうちに付着する整髪料。


これらの日常的な油汚れが蓄積することで、どんなに高品質なダイヤモンドでも、その輝きは半減してしまうのです。


プロが実践!ご家庭でできる、輝きを取り戻す簡単クリーニング術


輝きが曇ったダイヤモンドも、正しい方法で洗浄すれば、驚くほど簡単に元の輝きを取り戻すことができます。高価な専用クリーナーは必要ありません。ご家庭にあるもので実践できる、プロも推奨する安全な方法をご紹介します。


【準備するもの】

  • コップや小さめの洗面器

  • 人肌程度のぬるま湯

  • 中性洗剤(食器用洗剤で大丈夫です)

  • 毛先の非常に柔らかい歯ブラシ(使い古しではなく、清潔な赤ちゃん用などが最適)

  • 毛羽立ちのない柔らかい布(セーム革、メガネ拭き、ガーゼなど)


【クリーニング手順】


ステップ1:つけ置きで汚れを浮かせる コップや洗面器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を数滴垂らしてよく混ぜます。そこにダイヤモンドジュエリーを浸し、20分~30分ほどつけ置きします。 この工程で、ダイヤモンドの表面や、汚れが溜まりやすい台座の裏側にこびりついた油汚れが、ふやけて浮き上がってきます。 注意:熱いお湯は、金属の変形や宝石にダメージを与える可能性があるため、必ずぬるま湯を使用してください。


ステップ2:優しくブラッシング つけ置きが終わったら、柔らかい歯ブラシを使って、ダイヤモンドを優しくブラッシングします。 特に重要なのが、ダイヤモンドの裏側(パビリオン部分)と、石を留めている爪の隙間です。この部分に汚れが溜まると、光の通り道を塞いでしまい、輝きが大きく損なわれます。ゴシゴシこするのではなく、泡で汚れをかき出すように、優しく丁寧に磨きましょう。


ステップ3:しっかりとすすぐ 次に、ぬるま湯の流水で、洗剤の成分と浮き出た汚れを完全に洗い流します。この時、排水溝にジュエリーを落としてしまわないよう、必ず洗面器や茶こしの上ですすぐようにしてください。


ステップ4:水分を完全に拭き取り、乾燥させる すすぎ終わったら、すぐに毛羽立ちのない柔らかい布の上に置き、別の布で優しく押さえるようにして水分を拭き取ります。ティッシュペーパーは、繊維が爪に引っかかりやすいため、あまりお勧めしません。水分が残っていると水垢の原因になるため、しっかりと乾かしましょう。

これだけで、ダイヤモンドは見違えるような輝きを取り戻すはずです。月に1回程度、このケアを行うことをお勧めします。


ダイヤモンドお手入れのNG行動と、知っておきたい注意点


ご家庭でのケアは手軽ですが、やり方を間違えると大切なジュエリーを傷つけてしまう可能性があります。以下の点は必ず避けてください。


  • NG①:漂白剤や強力な洗剤の使用 塩素系の漂白剤や、研磨剤入りのクリーナーは、ダイヤモンド自体には影響ありませんが、台座である金やプラチナを傷めたり、変色させたりする原因となります。必ず中性洗剤を使用してください。

  • NG②:硬いブラシでこする ダイヤモンドは硬いですが、セッティングされている金やプラチナは比較的柔らかい金属です。硬いブラシで強くこすると、地金部分に無数の傷がついてしまいます。

  • NG③:超音波洗浄機の安易な使用 宝石店などにある超音波洗浄機は、非常に効果的ですが、注意が必要です。メレダイヤ(小さなダイヤモンド)が敷き詰められたパヴェセッティングや、石留めが緩んでいる場合、超音波の振動でダイヤモンドが外れてしまう危険性があります。特に古いジュエリーは、プロの目で石留めの状態を確認してから使用すべきです。


「もしご自宅のダイヤモンドジュエリーが…」


  • 「何十年も前に購入した婚約指輪。毎日着けていたわけではないが、一度も本格的なクリーニングをしたことがない。」

  • 「母から譲り受けたダイヤモンドのテニスブレスレット。デザインは素敵だが、全体的に輝きが鈍く、少しベタつく感じがする。」

  • 「大切な一粒ダイヤのピアス。最近、片方の輝きがもう片方に比べて明らかに弱い気がする。」


このようなダイヤモンドは、適切なケアをすることで、本来の眩い輝きを取り戻す可能性が非常に高いです。


ダイヤモンドの輝きと価値、大船でプロが診断します!「おたからや大船東口店」へ


「自分で手入れするのは少し怖い」 「クリーニングと一緒に、石が緩んでいないかプロに見てほしい」 「そして、このダイヤモンドの現在の価値も知っておきたい」

そのようにお考えでしたら、ぜひ買取専門店 おたからや大船東口店にご相談ください。


  • 無料クリーニングとコンディションチェック: 当店では、査定をご希望のお客様のお品物について、簡単なクリーニングサービスと、石留めの状態の簡易チェックを無料で行っております。輝きを取り戻すだけでなく、大切なダイヤモンドを失くしてしまうリスクを未然に防ぐお手伝いをいたします。

  • 輝きを取り戻し、正確な価値を鑑定: ダイヤモンドの価値は、4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)によって決まりますが、表面が汚れていては、その品質を正確に評価することができません。当店では、お品物を綺麗にした上で、専門知識を持つ査定士がそのダイヤモンドの本来の価値を丁寧に見極め、お客様にご説明いたします。

  • 大船駅東口からすぐの便利な立地: お買い物やお食事のついでに、お気軽にお立ち寄りいただけます。査定は無料ですので、ご相談だけでも大歓迎です。


まとめ:その輝きは永遠。正しいケアで、いつでも最高の輝きを。


ダイヤモンドの輝きが曇る原因、それは宝石そのものの劣化ではなく、**表面に付着した「油汚れ」**でした。そして、その汚れは、中性洗剤を使ったご家庭での簡単なクリーニングで、驚くほど綺麗に取り除くことができます。

しかし、その輝きを永遠に保ち、大切な資産としての価値を守るためには、プロによる定期的なクリーニングと、何よりも石留めのチェックが不可欠です。


大船・鎌倉周辺にお住まいの皆様、ご自宅の宝石箱に眠るダイヤモンドの輝きを、もう一度蘇らせてみませんか?そして、そのダイヤモンドが持つ本当の価値を、この機会に確かめてみてはいかがでしょうか。

買取専門店 おたからや大船東口店が、皆様の大切なダイヤモンドの輝きと価値を守るお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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