銀が一番導電率が高いのに、なぜ電子部品には「金」が使われる?おたからや大船東口店が解説!
- おたからや大船東口店スタッフ2号

- 5月22日
- 読了時間: 13分
スマホやパソコンの内部に隠された「貴金属」の秘密
大船や戸塚周辺にお住まいの皆様、こんにちは。おたからや大船東口店です。いつも当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
皆様が毎日当たり前のように使っているスマートフォンやパソコン、そしてテレビなどの家電製品。これらの中には、実は私たちが日頃お買取りしている「貴金属」がたっぷりと使われていることをご存知でしょうか。
ご自宅の引き出しに眠っている古い携帯電話などが「都市鉱山」と呼ばれ、貴重な資源の山として注目されているというニュースを耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

その中でも特に重要な役割を担っているのが【金】と【銀】です。しかし、ここで一つの疑問が生まれます。電気を最もよく通すのは「銀」であるにもかかわらず、なぜスマートフォンのような精密機器の重要な部品には、より高価で電気の通り道としては銀に劣る「金」がわざわざ使われているのでしょうか。
今回は、そんな貴金属の少し不思議で面白いお話を通じて、金や銀が持つ本当の価値について皆様に分かりやすく解説してまいります。
導電率ナンバーワンは実は「銀」
電気の通りやすさを示す言葉に「導電率(どうでんりつ)」というものがあります。この導電率が高いほど、電気のロスが少なく、スムーズに電気が流れることを意味します。
地球上に存在するすべての金属の中で、この導電率が最も高い、つまり一番電気を通しやすい金属は何だと思いますか?
実は、第1位は【銀】なのです。 続いて第2位が「銅」、そして【金】は第3位、第4位が「アルミニウム」という順番になっています。
電線などに「銅」が広く使われているのは、銀に次いで電気を通しやすく、かつ地球上で豊富に採掘できるため価格が安く実用的だからです。もしコストを一切気にしなくて良いのであれば、世界中の電線をすべて銀で作るのが一番効率よく電気を送ることができると言えます。
純粋に「電気を流す性能」だけを見れば、金よりも銀の方が圧倒的に優れています。それにもかかわらず、私たちの身の回りにあるハイテク機器の多くには、銀ではなく金が採用されています。ここには、金属の特性を深く理解した先人たちの知恵が隠されているのです。
なぜ精密機器の基板や端子に「金」が選ばれるのか?
性能面では銀がトップであるにもかかわらず、なぜわざわざ3位の「金」を使うのでしょうか。金はご存知の通り非常に高価な金属です。企業にとっても、できるだけ材料費を抑えたいというのが本音のはずです。
その最大の理由は、銀や銅が持つ【弱点】と、最新の電子機器が求める【シビアな条件】にあります。
皆様のご自宅にある銀のアクセサリーや、銀製のカトラリー(スプーンやフォーク)を思い浮かべてみてください。長期間引き出しにしまっておくと、表面が黒ずんでしまったというご経験はないでしょうか。 また、古い十円玉(銅でできています)が緑色のサビ(緑青)で覆われているのを見たことがある方も多いと思います。
銀や銅は、空気中の酸素や水分、あるいは硫黄分などと反応して、簡単に変色したりサビたりしてしまう性質を持っています。日常生活で使うアクセサリーであれば、専用のクロスで磨けば再び美しい輝きを取り戻すことができます。
しかし、スマートフォンやパソコンの内部にある非常に細かな電子回路で同じことが起きたらどうなるでしょうか。 現代の電子機器の内部は、髪の毛の太さよりもはるかに細い、目に見えないほど微細な配線が張り巡らされています。もしそこに、ほんのわずかでもサビや変色が発生してしまったら、電気の流れが完全にストップしてしまい、最悪の場合は機器全体が故障して動かなくなってしまいます。
精密機器においては、「電気がよく通る」という性能以上に、「どんな環境でも絶対に変化しない」という【安定性】が何よりも強く求められるのです。
酸化と腐食に強い「金」の絶対的な安定性
ここで主役となるのが【金】です。 金の最大の特徴であり、他の金属の追随を許さない圧倒的な強み。それは「非常に酸化しにくく、サビや腐食に強い」という性質です。
古代エジプトのツタンカーメンの黄金のマスクが、数千年という途方もない時間を経てもなお、発見当時のままのまばゆい輝きを放っていたことは非常に有名です。これは、金が空気や水に触れても化学反応を起こさず、永遠にその姿を保ち続けることができる「極めて安定した金属」であることを証明しています。
電子機器の基板や端子に金を使用すれば、長期間使い続けても、湿気の多い場所に置いても、部品がサビて電気が通らなくなるというトラブルを極限まで防ぐことができます。
つまり、電子機器に金が使われているのは、「少々値段が高くても、絶対にサビない、壊れないという【圧倒的な信頼性】をお金で買っている」と言い換えることができます。私たちの生活を支える便利な道具たちは、金の持つこの素晴らしい特性によって、その寿命と安全性が守られているのです。
金と銀、それぞれの特性を活かした使われ方
金と銀は、それぞれ全く異なる長所を持っています。ここでは、私たちが普段目にする様々な製品の中で、この二つの貴金属がどのように使い分けられているのかを具体的に見ていきましょう。
金が活躍する身近な電子機器たち
金は先ほどお話しした通り、絶対にサビないという信頼性から、主に「接続部分」や「重要な接点」に重宝されています。
最も分かりやすい例が、スマートフォンのSIMカードや、SDカードなどのメモリーカードの裏側です。キラキラとした金色の金属が見えると思いますが、あれは単なる色ではなく、実際に金のメッキが施されています。 また、パソコンと周辺機器をつなぐUSBケーブルの先端や、テレビのHDMIケーブルの差し込み口なども、よく見ると金色になっている高級な製品がたくさんあります。
これらはすべて、抜き差しを繰り返しても摩耗に耐え、長期間サビずに確実に電気信号を伝えるために金が使われているのです。
さらに、私たちの命を守るための機器にも金は不可欠です。例えば、自動車のエアバッグのセンサー部分です。エアバッグは、製造されてから10年後、あるいは20年後に初めて作動するかもしれないという特殊な装置です。「いざという時に内部がサビていて作動しなかった」という事態は絶対に許されません。そのため、長期間放置されても確実に電気が流れるよう、金の部品が使われているのです。
銀の特性が活きる意外な分野と工業製品
一方、安定性では金に譲るものの、「電気と熱を最もよく通し、光を最もよく反射する」という最強の特性を持つ銀も、工業分野では大活躍しています。
代表的なものが【太陽光発電のソーラーパネル】です。太陽の光を効率よく電気に変換し、それをロスなく集めて送るために、銀のペーストが大量に使用されています。環境問題への意識の高まりとともに、世界中でソーラーパネルの設置が進んでおり、これに伴って工業用の銀の需要も年々増加しています。
他にも、電子レンジの内部や、自動車の窓ガラスの熱線(曇り止め)、さらには病院で使われる医療機器のスイッチ部分など、私たちの見えないところで銀はたくさん使われています。
オーディオにこだわる方であれば、「純銀製のスピーカーケーブル」をご存知かもしれません。「少しでも音の劣化を防ぎ、最高の音質を楽しみたい」という方のために、導電率ナンバーワンである銀の特性をフルに活かした高級品として親しまれています。(もちろん、端子部分がサビないように、銀ケーブルの先端だけは金メッキにするという工夫がされていることも多いです)
このように、金も銀も、ただ綺麗なアクセサリーとして身を飾るだけではなく、私たちの豊かで便利な現代社会を根本から支える、なくてはならない重要な素材なのです。
ご自宅に眠っている金製品・銀製品はございませんか?
前半では、金や銀が単なる美しい装飾品としてだけでなく、私たちの生活を支える精密機器や工業製品にいかに不可欠な存在であるかをお話しいたしました。
世界中でスマートフォンやパソコン、エコな家電製品の需要が高まり続ける中、それを製造するために必要な金や銀の需要も日々増加しています。しかし、地球上に存在する資源には限りがあります。そこで、新たに鉱山から採掘するだけでなく、すでに使われなくなった製品から貴金属を取り出して再利用するリサイクルの重要性が非常に高まっているのです。
このような世界的な背景もあり、現在、金や銀の価値は歴史的な高水準を維持しています。もし、皆様のご自宅の引き出しやジュエリーボックスの奥底に、長年使っていない金製品や銀製品が眠っているのであれば、それは今、思いもよらない価値を秘めている可能性が高いのです。
大船駅周辺や鎌倉市・横浜市にお住まいで、「これって売れるのかな?」と迷われているお品物がございましたら、ぜひ一度おたからや大船東口店にご相談ください。
壊れたアクセサリーや古い品物でも買取可能な理由
当店に初めてご来店されるお客様から、「こんなにボロボロの状態で持ち込んでも恥ずかしくないですか?」というご質問をよくいただきます。結論から申し上げますと、全く気になさる必要はございません。
なぜなら、金や銀といった貴金属の最大の強みは、「溶かして何度でも新しい製品に生まれ変わることができる」という点にあるからです。
・チェーンがちぎれてしまったネックレス ・デザインが古くて身に着けなくなった指輪 ・片方だけなくしてしまったピアスやイヤリング ・イニシャルや日付の刻印が入っている結婚指輪 ・黒ずんで真っ黒に変色してしまった銀の食器
このような状態のお品物であっても、金属そのものの価値が失われるわけではありません。精錬工場で一度ドロドロに溶かされ、純度の高い金や銀の塊(インゴット)に戻された後、新しいジュエリーとして、あるいは前半でお話ししたようなスマートフォンなどの最先端の電子部品として、再び世界中で活躍することになります。
ですから、「壊れているから価値がない」「汚れているから売れない」とご自身で諦めて捨ててしまう前に、ぜひそのままの状態で当店へお持ち込みください。
おたからや大船東口店が金・銀を高価買取できる背景
「買取店はたくさんあるけれど、お店によって買取の金額って違うの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。おたからや大船東口店が、地域の皆様にご納得いただける高価買取を実現できているのには、明確な理由があります。
第一に、全国規模で展開する「おたからや」ならではの【圧倒的な販売ルートの広さ】です。国内だけでなく、世界中の市場とネットワークを結んでいるため、買い取ったお品物をその時一番高く売れるルートへ供給することができます。中間の余計なコストを徹底的にカットできるからこそ、その分をお客様への買取金額に還元することが可能なのです。
第二に、お品物の価値を正確に見極める【専門スタッフの知識と最新の検査設備】です。金や銀の中には、肉眼では純度が分かりにくいものや、精巧に作られたメッキ製品も混ざっています。当店では、厳しい研修を積んだプロの査定スタッフが、専用の機材を用いて一つひとつ丁寧にお調べいたします。経験と勘だけに頼るのではなく、客観的なデータに基づいた確かな査定を行うため、お客様の大切なお品物の価値を1グラムたりとも見逃すことなく、適正な価格をご提示できるのです。
金・銀製品を少しでも高く売るためのポイント
せっかく大切にされていたお品物を手放すのであれば、少しでも高い金額で売りたいと思うのは当然のことです。ここでは、お持ち込みいただく前に知っておくと役立つ、高価買取に繋がるちょっとしたポイントをご紹介いたします。
付属品の有無と日頃の保管状態について
金や銀の「重さ」に対する価値は変わりませんが、もしそのお品物が有名なブランドのジュエリーであったり、デザイン性が高くそのまま中古市場で販売できるようなものであったりする場合、プラスアルファのデザイン価値(製品としての価値)が加算されることがあります。
その際、ご購入時に付属していた「ブランドの箱」「保存袋」、そして本物であることを証明する「ギャランティカード(保証書)」などが揃っていると、次の購入者様が安心してお求めになりやすいため、査定額のアップに繋がりやすくなります。もしご自宅のどこかに保管されている場合は、ぜひお品物と一緒にお持ちください。
また、無理にピカピカに磨き上げる必要はありませんが、表面のホコリや簡単な汚れを柔らかい布で優しく拭き取ってお持ちいただくだけで、査定スタッフが状態を確認しやすくなり、お品物への大切にされていた思いも伝わるため、スムーズな査定に繋がります。
買取価格に影響する相場の動向をチェックする
金や銀の買取価格は、世界中の市場で取引されている「相場」によって毎日変動しています。一般的に、世界情勢が不安定な時や経済への不安が高まっている時には、株券などの紙の資産よりも、実物として価値が消えない「金」に資金が集まりやすく、相場が上昇する傾向にあります。
近年は、歴史的に見ても非常に高い水準で金相場が推移しています。「数十年前の安い時に買った金が、今査定に出したら驚くような金額になった」と喜ばれるお客様も連日多くいらっしゃいます。
ただ、相場は生き物ですので、いつ急激に下落するかは誰にも完璧には予測できません。「今が高値である」という事実を見極め、売り時を逃さないことも、高く売るための重要なポイントです。当店のホームページでも毎日の買取相場を公開しておりますので、ぜひご参考になさってください。
よくあるご質問(FAQ)
ご来店を検討されているお客様から寄せられる、金・銀製品の買取に関するよくある疑問をまとめました。不安なことがございましたら、お気軽にお電話や店頭でもお尋ねください。
Q1 ちぎれたネックレスや片方だけのピアスでも買取できますか?
はい、喜んでお買取りさせていただきます。金や銀は溶かして再利用できるため、形が崩れていても金属としての価値は全く下がりません。傷だらけのものや、イニシャルが刻印された指輪なども安心してお持ちください。
Q2 金か銀か分からない品物でも見てもらえますか?
もちろんです。刻印がないものや、真っ黒に変色してしまっているものでも、当店の専門スタッフが専用の機材を用いて正確にお調べいたします。査定は無料ですので、ご自身で判断しづらいお品物こそ、ぜひプロにお任せください。
Q3 査定だけでも本当に無料ですか?断っても大丈夫ですか?
はい、査定料や手数料などは一切いただいておりません。ご提示した買取金額とその理由を、専門用語を使わずに分かりやすく丁寧にご説明いたします。万が一金額にご納得いただけない場合は、気兼ねなくそのままお持ち帰りいただいて全く問題ございませんので、どうぞリラックスしてご来店ください。
皆様のご自宅に眠っているお品物が、思わぬ「おたから」に変わるかもしれません。大船東口店スタッフ一同、皆様との温かいご縁を心よりお待ち申し上げております。
【免責事項】
本ブログでご紹介している買取相場や査定の基準は、記事執筆時点での情報に基づいております。
金・銀などの貴金属相場は日々変動しており、実際のお買取り金額を恒久的に保証するものではございません。また、お品物の状態(汚れ、破損の度合い)や付属品の有無により、実際の査定額が変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
最新の相場状況や詳細につきましては、ぜひ直接店舗までお問い合わせくださいませ。
【店舗情報】
店舗名:おたからや大船東口店
住所:神奈川県鎌倉市大船1-9-1 みずほ会館1F
電話番号:0467-47-6656
営業時間:10:00~18:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
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