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おたからや戸塚店のブログ

海外のコインや紙幣、両替できないものも買取できる?|おたからや 大船東口店

  • 執筆者の写真: おたからや大船店スタッフ2号
    おたからや大船店スタッフ2号
  • 10月7日
  • 読了時間: 7分

「若い頃の海外旅行で余った古いコインや紙幣が、引き出しの奥からたくさん出てきた」 「遺品整理をしていたら、もう今では使われていないフランスのフランやドイツのマルクが見つかった。銀行では両替できないし、これはもう紙切れなのだろうか?」

海外のお金とコイン

皆様、こんにちは。大船駅東口からすぐの買取専門店 おたからや大船東口店です。海外旅行の思い出と共に残る、外国のコインや紙幣。あるいは、ご実家の整理などで発見される、今はもう地図から消えてしまった国の通貨。これらを銀行や両替所に持って行っても、「現在流通していないため両替できません」と断られてしまい、処分に困っているというお話をよく伺います。


しかし、諦めてしまうのはまだ早いかもしれません。通貨としての価値を失ったそれらのお金が、実は「収集品」として、驚くべき価値を持つ「お宝」である可能性を秘めているのです。

この記事では、なぜ両替できない古い海外のコインや紙幣に価値がつくのか、特に価値が期待できるものの特徴、そして大船でその価値を確かめる方法について、プロの視点から詳しく解説してまいります。


なぜ両替できないお金に価値がつくのか?「通貨」から「収集品」へ


銀行や両替所が扱うのは、あくまで現在、国際的に流通している「通貨」です。ユーロ導入によって廃止されたフランスのフランやドイツのマルク、あるいは歴史の中で姿を消したソビエト連邦のルーブルなどは、もはやお金として使うことはできないため、両替の対象にはなりません。

では、なぜ私ども買取専門店では、それらに価値を見出し、買取することができるのでしょうか。 それは、私たちがそれらを「通貨」としてではなく、「古銭・古紙幣」という収集品(コレクターズアイテム)として評価しているからです。

その価値は、額面がいくらかということではなく、以下の要素によって決まります。


  • 希少性: 発行枚数が少ない、現存数が少ないものほど価値が高まります。

  • 歴史的価値: 特定の歴史的出来事(戦争、独立、革命など)に関連するものや、今はもう存在しない国で発行されたものは、歴史資料としての価値を持ちます。

  • デザイン性: 有名なデザイナーが手掛けた美しいデザインのコインや紙幣。

  • 素材価値: 金や銀といった貴金属で作られたコイン(金貨・銀貨)。

  • 状態: 未使用のピン札や、傷の少ないコインなど、保存状態が良いもの。


これらの要素が揃った時、両替できない古いお金は、額面を遥かに超える価値を持つ「お宝」へと変わるのです。


特に価値が期待できる!「旧ヨーロッパ通貨」のプレミア価値


2002年のユーロ導入により、ヨーロッパ各国の個性豊かな通貨は一斉に姿を消しました。それから20年以上が経過した今、これらは収集品としての価値を高めています。


  • フランス・フラン(FRF): 「種をまく人」や、自由の女神マリアンヌ、あるいはナポレオンなどが描かれた、芸術性の高いデザインが魅力です。特に、ユーロ導入以前の金貨や銀貨は、貴金属としての価値に加えて、収集品としての価値も高く評価されます。紙幣では、サン=テグジュペリやセザンヌといった文化人が描かれた美しいデザインのものが人気です。

  • ドイツ・マルク(DEM): 質実剛健なドイツらしい、クラシカルで格調高いデザインが特徴です。こちらも、ドイツ帝国時代などの古いマルク金貨や、記念の銀貨は非常に価値が高いです。ハイパーインフレ時代の紙幣なども、歴史的な資料としてコレクター需要があります。

  • その他の旧ヨーロッパ通貨: イタリアのリラ、スペインのペセタ、オーストリアのシリング、ギリシャのドラクマなど、それぞれの国が持つ独自の歴史と文化を反映したコインや紙幣は、今や一つの時代を象徴するアイテムとして、収集の対象となっています。


コインや紙幣の価値を見極めるプロの視点


では、お手持ちの古い海外のお金に価値があるかどうか、どこを見ればよいのでしょうか。プロが注目するポイントをご紹介します。


【コイン(硬貨)の場合】

  1. 素材: 金貨(ゴールド)や銀貨(シルバー)であれば、素材そのものに高い価値があります。

  2. 発行年と発行枚数: 特定の年号(特年)のコインは、発行枚数が極端に少なく、プレミア価値がつくことがあります。

  3. 状態: 傷や摩耗が少なく、デザインが鮮明に残っているほど高評価です。特に未使用の状態のものは価値が大きく上がります。

  4. ミントマーク: 製造された造幣局を示す小さな刻印。特定のミントマークのものは希少価値が高い場合があります。

【紙幣(銀行券)の場合】

  1. 発行国と年代: 今はもう存在しない国(ソビエト連邦、ユーゴスラビア、東ドイツなど)の紙幣や、戦時中に発行された軍票などは、歴史的価値から高値がつくことがあります。

  2. 状態: 「ピン札」と呼ばれる、折り目のない未使用の状態が最も高く評価されます。破れやシミ、落書きなどがあると価値は下がります。

  3. 記番号(シリアルナンバー): 「A000001A」のような若い番号、「777777」といったゾロ目、「123456」といった連番、あるいはエラープリント(印刷ミス)のある紙幣は、珍品として額面を遥かに超える価値を持つことがあります。


「もしご自宅の引き出しに…」価値ある海外通貨の可能性


  • 「昔のヨーロッパ周遊旅行で余った、フラン、マルク、リラなどのコインや紙幣が、まとめて袋に入っている。」

  • 「祖父の書斎を整理していたら、古いアルバムに世界各国の紙幣がコレクションされていた。」

  • 「遺品の中に、何のコインか分からないが、帆船や女王の肖像が描かれた、ずっしりと重い金色のコインがあった。」

  • 「デザインが綺麗で、なんとなく取っておいた、アジアや中南米の古いお札。」


これらの「両替できなかったお金」は、ご自身が思っている以上の価値を秘めている可能性があります。


両替できない海外のお金、大船でその価値を鑑定します!「おたからや大船東口店」へ


「この古いお金、価値があるのか全く見当がつかない」 「どこに相談すれば、正しく評価してもらえるのだろうか?」

そのようにお考えでしたら、ぜひ一度、買取専門店 おたからや大船東口店にご相談ください。


  • 古銭・古紙幣への深い専門知識: 当店は、現在流通している通貨の両替は行っておりませんが、「古銭・古紙幣」という収集品の価値を見極める専門知識と豊富な査定実績がございます。フランスのフランやドイツのマルクはもちろん、世界100カ国以上の古いお金の価値を評価することが可能です。

  • 貴金属としての価値も見逃しません: 金貨や銀貨の場合は、収集品としての価値だけでなく、その日の貴金属相場に基づいた素材としての価値もしっかりと評価し、お客様にとってより有利な価格をご提示いたします。

  • 状態を問わず丁寧に査定: 一枚一枚、一枚ずつ丁寧に拝見し、その歴史的背景や希少性、状態を総合的に判断いたします。価値が分からないものでも、お気軽にお持ちください。

  • 便利な買取システム: おたからや大船東口店は、大船駅東口からすぐの場所にございます。店頭での無料査定はもちろん、多数のお品物がある場合には、ご自宅までお伺いする出張買取も承っております。


まとめ:その一枚に秘められた、世界の歴史と本当の価値


銀行で「両替できない」と言われた、古い海外のコインや紙幣。それは、通貨としての役目を終えた今、その国や時代の歴史を物語る「文化遺産」として、新たな価値を持ち始めています。

フランスのフラン、ドイツのマルク、そしてあなたが訪れた国の、今はもう使われていないお金。その一枚一枚に、あなたの旅の思い出と、世界の大きな歴史の流れが刻まれています。


大船にお住まいの皆様、ご自宅の引き出しの奥で眠っている「世界の記憶」の価値を、この機会に確かめてみませんか? ぜひ一度、買取専門店 おたからや大船東口店の無料査定をご利用ください。専門家の目で、その本当の価値を明らかにします。

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