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おたからや戸塚店のブログ

何十年も前の古いウイスキー、まだ飲める?遺品整理で見つけたら大船でご相談を|おたからや 大船東口店

  • 執筆者の写真: おたからや大船店スタッフ2号
    おたからや大船店スタッフ2号
  • 9月17日
  • 読了時間: 7分

「実家の遺品整理をしていたら、戸棚の奥から封の切られていない古いウイスキーが出てきた…」 「ラベルも色褪せているし、30年、40年も前のものだけれど、これってまだ飲めるのだろうか?それとも、もう価値はないのだろうか?」

古いウイスキー

皆様、こんにちは。大船駅東口からすぐの買取専門店 おたからや大船東口店です。ご実家の整理や、大切な方の遺品整理を進める中で、このような古いウイスキーのボトルを発見し、その扱いに迷われるというお話を、お客様からよく伺います。


結論から申し上げますと、未開封で適切に保管されていたウイスキーは、何十年経っていても安全に飲むことができ、そして多くの場合、驚くほどの価値を持つ「お宝」である可能性を秘めています。

この記事では、なぜ古いウイスキーが飲めるのか、その理由と、遺品整理などで発見されたウイスキーが持つ本当の価値、そしてその価値を知るためのポイントについて、プロの視点から詳しく解説してまいります。


「賞味期限」がない蒸留酒の世界:ウイスキーはなぜ腐らないのか?


まず、皆様が最も気にされる「飲めるかどうか」という疑問にお答えします。ウイスキーには、基本的に賞味期限が存在しません。

その最大の理由は、ウイスキーが持つ非常に高いアルコール度数にあります。ウイスキーは、穀物を原料とした醸造酒をさらに蒸留して造られる「蒸留酒」であり、アルコール度数は40度以上のものがほとんどです。この高いアルコール濃度は、強力な殺菌作用を持ち、腐敗の原因となる細菌やカビといった微生物が繁殖することを不可能にします。

したがって、未開封の状態で保管されていれば、衛生的に問題が生じることはなく、何十年前に瓶詰めされたものであっても安全に飲むことができるのです。


瓶の中で熟成はしない、しかし「変化」はする


ここで一つ重要なのは、ウイスキーはワインとは異なり、瓶詰めされた時点で熟成は止まるということです。樽の中で12年熟成されたウイスキーを、瓶のまま30年保管しても、42年熟成のウイスキーになるわけではありません。

しかし、熟成はしなくとも、長い年月をかけてボトルの中でごく僅かな化学変化が起こり、香味に変化が生じることがあります。


  • まろやかさの向上: 非常にゆっくりとした酸化などにより、瓶詰め当初のアルコール由来の刺激的な角が取れ、口当たりがまろやかになることがあります。

  • オールドボトル・フレーバー: 数十年の時を経たボトルには、「ヒネ香」や「オールドボトル・フレーバー」と呼ばれる、古紙や革製品、乾いたきのこのような独特の熟成香が現れることがあります。これは現行品では決して味わえない、古酒だけが持つ特別な個性であり、多くのウイスキー愛好家を惹きつけます。


この「失われた味わい」こそが、古いウイスキーに希少価値をもたらす大きな要因なのです。


遺品整理で見つけたウイスキー、価値を決めるポイントとは?


ご実家などで発見された古いウイスキーは、単に飲めるだけでなく、高い資産価値を持つ可能性があります。その価値は、以下のポイントによって大きく左右されます。


1. 銘柄と種類(スコッチか、ジャパニーズか、バーボンか) 言うまでもなく、銘柄は最も重要な要素です。


  • スコッチウイスキー: マッカラン、グレンフィディック、ボウモア、ラフロイグといった有名シングルモルトの古いボトル(オフィシャル、ボトラーズ問わず)。あるいは、シーバスリーガル、オールドパー、ジョニーウォーカーといったブレンデッドウイスキーの特級表示時代(1989年以前)のボトル。

  • ジャパニーズウイスキー: サントリーの山崎、響、白州、あるいはニッカの余市、竹鶴、宮城峡といった、現在価格が高騰している銘柄の旧ボトル。特に「特級」表示や「ピュアモルト」表記のあるものは非常に価値が高いです。

  • アメリカンウイスキー(バーボン): ワイルドターキー(特に七面鳥が正面を向いている旧ボトル)や、I.W.ハーパーのデキャンタボトルなど、特定の時代のものはコレクターに人気です。


2. 保存状態(液面低下、ラベル、付属品) これが査定において最も重要なチェックポイントです。


  • 液面の高さ(ウラージュ): 未開封であっても、長年の保管でアルコール分が僅かに蒸発し、液面が低下していることがあります。この液面低下が少ないほど、保存状態が良いと判断され、高く評価されます。

  • ラベルの状態: ラベルに破れ、汚れ、カビ、剥がれがないか。年代を特定する重要な情報源であり、見た目の美しさも価値に影響します。

  • キャップシールの状態: ボトル上部を覆うキャップシールが未開封で、損傷がないことが重要です。

  • 付属品の有無: 購入時の箱や筒、冊子などが揃っていると、コレクションとしての価値が大きく上がり、査定額アップに繋がります。


3. 年代(いつ頃のボトルか) 古いボトルほど希少性が高まります。ラベルのデザイン、ボトルの形状、容量表記(760mlや750mlなど)、そして日本のウイスキーであれば「特級」の税関シールなどが、年代を特定する手がかりとなります。


「もし遺品整理で…」価値ある古いウイスキーの可能性


  • 「父親の書斎の戸棚から、木箱に入ったサントリーの『響』や『山崎』が出てきた。ラベルのデザインが今と少し違うようだ。」

  • 「祖父が海外出張のお土産に買ってきたという、マッカラン18年。封は切られていないが、箱は少し古びている。」

  • 「段ボール箱の中に、新聞紙にくるまれたウイスキーが数本。中には『特級』と書かれた丸いシールが貼られたサントリーオールドや、ニッカのG&Gがある。」

  • 「洋酒が好きだった親戚の家から、銘柄もよく分からない、ラベルが英語のスコッチウイスキーが多数出てきた。」


このようなウイスキーは、ご自身が思っている以上の価値を秘めた、貴重な古酒である可能性が十分にあります。


古いウイスキーの価値、大船で正しく鑑定します!「おたからや大船東口店」へ


「このウイスキー、本当に価値があるのだろうか?」 「液面が少し減っているように見えるけれど、査定してもらえるだろうか?」

遺品整理などで見つけた古いウイスキーの扱いに迷われたら、ぜひ一度、買取専門店 おたからや大船東口店にご相談ください。


  • 古酒ウイスキーへの深い専門知識: 当店は、スコッチ、ジャパニーズ、バーボンなど、世界中のウイスキーの査定において、銘柄や熟成年数はもちろんのこと、ラベルやボトルの仕様から流通年代を特定し、古酒としての希少価値を正確に評価する専門知識と豊富な実績がございます。

  • 状態を問わず丁寧に査定: 箱がない、ラベルが汚れている、液面が少し低下している、といった状態でも、諦める必要はありません。希少なボトルであれば、それでも十分に高い価値がつく可能性があります。一点一点丁寧にコンディションを確認し、お客様にご納得いただける査定を心がけております。

  • 故人の想いも大切に: 遺品整理で出てきたお品物には、故人の大切な思い出が詰まっています。私たちはその想いも受け止め、一つひとつのお品物に敬意を払い、誠心誠意、心を込めて拝見いたします。

  • 便利な買取システム: おたからや大船東口店は、大船駅東口からすぐの場所にございます。店頭での無料査定はもちろん、多数のお品物がある場合には、ご自宅までお伺いする出張査定も承っております。


まとめ:その一本に秘められた、時の価値。専門家にご相談ください。


何十年も前に瓶詰めされた、未開封のウイスキー。それは、賞味期限を心配する必要のない、安全に楽しめるお酒であると同時に、その時代の味わいと歴史を今に伝える「液体のタイムカプセル」です。

遺品整理などで、もしそのようなボトルを発見されたなら、それは故人が残してくれた、思いがけない価値ある資産かもしれません。「古いから」と処分してしまったり、価値を知らないまま開けてしまったりする前に、ぜひ一度、その価値を確かめてみませんか?

大船にお住まいの皆様、ご自宅に眠る古いウイスキーの価値が気になったら、お気軽に買取専門店 おたからや大船東口店の無料査定をご利用ください。専門家の目で、その琥珀色の一滴に秘められた真の価値を明らかにします。

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