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おたからや戸塚店のブログ

プラチナとホワイトゴールド、何が違う?価値と見分け方を徹底解説|おたからや 大船東口店

  • 執筆者の写真: おたからや大船店スタッフ2号
    おたからや大船店スタッフ2号
  • 6 日前
  • 読了時間: 8分

「この白い輝きの指輪、プラチナだと思っていたけど、よく見たらK18WGと刻印がある…これってどういう意味だろう?」 「プラチナとホワイトゴールド、見た目はそっくりだけど、価値はどちらが高いのだろうか?」

プラチナとホワイトゴールド

皆様、こんにちは。大船駅東口からすぐの買取専門店 おたからや大船東口店です。ジュエリーの世界で、永遠の輝きを放つ白い貴金属。その代表格として「プラチナ」と「ホワイトゴールド」がありますが、この二つの違いを正確にご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか。見た目が似ているからこそ、その価値や特性には大きな違いがあり、特に近年の市場価格の変動は、かつての常識を覆すものとなっています。


この記事では、プラチナとホワイトゴールドの根本的な違いから、それぞれの価値、そしてご自宅でできる簡単な見分け方のポイントまで、2025年8月現在の最新情報に基づき、プロの視点から徹底的に解説してまいります。


根本的な違い:「生まれながらの白」と「人工的な白」


まず、プラチナとホワイトゴールドの最も大きな違いは、その「素材の成り立ち」にあります。この違いを理解することが、価値を正しく知るための第一歩です。


  • プラチナ (Platinum / Pt) 和名を「白金(はっきん)」という、元素記号Ptで表される貴金属です。プラチナは、生まれながらにして白い輝きを持つ、天然の白い金属です。その純粋で深みのある白さは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き立てると言われ、化学的に非常に安定しているため、汗や温泉、洗剤などに触れても変質や変色をする心配がほとんどありません。その永遠性が、婚約・結婚指輪の素材として絶大な人気を誇る理由です。

  • ホワイトゴールド (White Gold / WG) 一方、ホワイトゴールドは、その名の通り「金(ゴールド)」を主成分とする合金です。元々は黄金色の金に、パラジウムや銀、ニッケルといった白色系の金属(割金)を混ぜ合わせることで、人工的に白く見せています。 さらに、市場に出回っている多くのホワイトゴールド製品は、最終的な仕上げとして、プラチナと同じ白金族の金属であるロジウムで表面をコーティングし、プラチナのような美しい白さを出しています。そのため、長年の使用でコーティングが剥がれると、下地である合金のやや黄色みがかった、あるいはシャンパンゴールドのような色合いが見えてくることがあります。


つまり、**プラチナは「純粋な白い貴金属」**そのものであるのに対し、**ホワイトゴールドは「黄金色の金をベースに、白く加工された合金」**であり、素材そのものが全く異なるのです。


価値と価格、どちらが高い?【2025年最新】市場の常識


「では、価値はどちらが高いのか?」これは多くの方が気になるポイントでしょう。かつては、その圧倒的な希少性から「プラチナは金よりも高価」というのが揺るぎない常識でした。しかし、その常識は近年、大きく変わりました。


  • 歴史的背景と現在の市場: 歴史を振り返れば、プラチナはその産出量が金の約1/30と極めて少ないため、金よりも高い価格で取引される時代が長く続きました。しかし、近年の世界的な金融不安やインフレ懸念を背景に、世界中の中央銀行も保有する「安全資産」としての金の需要が爆発的に高まり、金価格は歴史的な高騰を続けています。 一方、プラチナは需要の約6割が自動車の触媒など工業用途であるため、景気の動向や産業構造の変化(EVシフトなど)の影響を受けやすく、価格が伸び悩む傾向にありました。

  • 現在の価値の逆転現象: その結果、純粋な金(K24)と純粋なプラチナ(Pt1000)の1グラムあたりの価格が逆転し、現在では金の方がプラチナよりも高価という状況が定着しています。 これをジュエリーで一般的に使われる品位に当てはめてみると、2025年8月現在、K18ホワイトゴールド(金75%合金)のグラム単価が、Pt900(プラチナ90%合金)のグラム単価を大きく上回っています。

  • 結論: したがって、**現在では、同じ重さのジュエリーであれば、K18ホワイトゴールドの方が素材としての資産価値は高くなります。**これは、たとえプラチナの方が純度が高く(Pt900=90%)、金合金(K18WG=75%)より主金属の含有率が高くても、ベースとなる金とプラチナの素材価格に大きな差があるためです。 この価格動向は日々変動するため、売却をご検討の際は、その日の最新相場を確認することが非常に重要となります。


プロが教える!プラチナとホワイトゴールドの見分け方


ご自宅にあるジュエリーがどちらなのか、簡単に見分けるためのポイントをご紹介します。

① 最も確実なのは「刻印」をチェック! これが最も簡単で確実な方法です。指輪の内側や、ネックレスの留め具、ペンダントの裏側など、目立たない場所に打たれている刻印を確認しましょう。


  • プラチナの場合:Pt950」「Pt900」「Pt850」といった刻印があります。「Pt」はプラチナの元素記号です。数字は純度を示しており、Pt900であればプラチナが90%含まれていることを意味します。古いものには「Pm」という刻印がある場合もあります。

  • ホワイトゴールドの場合:K18WG」「18KWG」「750」といった刻印があります。「K18」は金が18金(純度75%)であることを、「WG」はホワイトゴールドであることを示します。「750」も純度75%を意味する国際的な表記です。同様に「K14WG」「585」であれば14金(純度58.5%)のホワイトゴールドです。

② 色味と輝きの微妙な違い(専門家が見るポイント) 刻印が摩耗して読めない場合、色味からも推測することが可能です。

  • プラチナ: わずかに灰色がかった、しっとりと落ち着いた重厚感のある白さが特徴です。

  • ホワイトゴールド: ロジウムコーティングが施されている場合、やや明るく、鏡のようなシャープな輝きを持つことが多いです。コーティングが剥がれてくると、下地のシャンパンゴールドのような、わずかに黄色みがかった色合いが見えてくることがあります。

③ 重さ(比重)の違い 同じ体積であれば、プラチナの方がホワイトゴールドよりも少し重いという性質があります。 見た目がそっくりで同じくらいの大きさの指輪があれば、手に取ってみて、ずっしりと重みを感じる方がプラチナである可能性が高いです。しかし、デザインによって体積が異なるため、これはあくまで参考程度です。


それぞれのメリット・デメリットと賢い選び方


素材としての特性や現在の価値を踏まえると、それぞれに以下のような長所と短所があります。


  • プラチナのメリット:

    • 変質・変色の心配がほとんどなく、アレルギーも起こしにくい。

    • 生まれながらの白い輝きが永遠に続く。

    • 粘り強い性質で、ダイヤモンドなどの宝石をしっかり留める。

  • プラチナのデメリット:

    • ホワイトゴールドに比べて柔らかく傷がつきやすい。

    • 現在の市場では、素材としての資産価値がホワイトゴールドより低い傾向にある。

  • ホワイトゴールドのメリット:

    • プラチナに比べて硬度が高く、日常的な使用での傷がつきにくい。

    • 現在の市場では、素材としての資産価値がプラチナより高い傾向にある。

  • ホワイトゴールドのデメリット:

    • 長年の使用でロジウムコーティングが剥がれ、変色したように見えることがある(再コーティングによる修理は可能)。

    • 割金にニッケルが使われている場合、金属アレルギーを引き起こす可能性がある。


「もしご自宅のジュエリーが…」価値を再確認すべきケース


  • 「母から譲り受けた、白い輝きの指輪。刻印が小さくて読めないが、プラチナだと思っていた。」

  • 「昔購入したホワイトゴールドのネックレス、最近なんだか黄色っぽく変色してきた気がする…」

  • 「デザインは気に入っているが、サイズが合わなくなったプラチナの結婚指輪。」


これらのジュエリーは、素材そのものに価値があります。その素材が何で、現在の市場でどれくらいの価値があるのかを正確に知ることが、修理して使い続けるか、あるいは価値ある資産として手放すかを判断する上で重要になります。


プラチナとホワイトゴールドの価値、大船で正確に鑑定します!「おたからや大船東口店」へ


「このジュエリー、プラチナかホワイトゴールドか、はっきりさせて価値を知りたい」 「刻印がないけど、見てもらえるだろうか?」

そのようにお考えでしたら、ぜひ一度、買取専門店 おたからや大船東口店にご相談ください。


  • 専門知識と専用機器で正確に判定: 当店では、経験豊富な査定士が、刻印はもちろんのこと、色味や比重、そして専門の機器を用いて、お客様のお品物がプラチナなのかホワイトゴールドなのか、そしてその純度を正確に判定いたします。

  • その日の相場で透明性の高い査定: 毎日変動するプラチナと金の地金相場に基づき、透明性の高い査定を行います。お客様の目の前で計量し、査定料や手数料は一切いただきません。

  • 宝石やデザインの価値もプラス評価: 地金の価値だけでなく、付いているダイヤモンドや色石の価値、ブランドやデザインの価値もしっかりと評価し、査定額に上乗せいたします。

  • 便利な買取システム: おたからや大船東口店は、大船駅東口からすぐの場所にございます。店頭での無料査定はもちろん、ご自宅までお伺いする出張買取や、全国対応の宅配買取も承っております。


まとめ:その白い輝きの正体、知りたくありませんか?


プラチナとホワイトゴールドは、見た目は似ていても、その成り立ち、性質、そして現在の資産価値において明確な違いがあります。かつての「プラチナは金より高い」という常識は、今の市場では通用しません。その違いを正しく理解することが、お手持ちのジュエリーの価値を知り、大切に扱っていくための第一歩です。


  • プラチナ(Pt): 生まれながらの白い貴金属。希少で変色しにくい。

  • ホワイトゴールド(WG): 金をベースにした白い合金。現在、素材価値はプラチナより高い。


最も確実な見分け方は「刻印」を確認することです。

大船にお住まいの皆様、ご自宅に眠る白い輝きのジュエリーの正体と、その現在の価値を、この機会に正確に知ってみませんか?

「どちらか分からない」「価値が気になる」そんなジュエリーがございましたら、ぜひお気軽に買取専門店 おたからや大船東口店の無料査定をご利用ください。専門家の目で、その輝きの秘密と本当の価値を明らかにします。

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